農学部(の発酵系)では平均並のペースで実験しても、この地では結構やってる方になる。

1つ見つかった現象をネタに、本筋ではないものの、まとめられるなら論文にするか、という話に落ち着く。ボスいわく「保険」。というわけで、追加実験を2,3してネガでなければ論文化。勝算8割(NOTEやLetterなら今のデータでも出せるので)。ただ、本腰入れない約束なのでどうなるかは微妙。そしてボスはbacteriologyが本業でないので、自分がコレスポであるくらいの気持ちを持って取り組まないと達成できそうにない(リジェクトされそうな)ところが難点。

今のテーマに関する方は微妙。ネガにまとまってきたデータを見てボスの一言「…まあ、こういうこともよくあることだよね」。このデータと上の保険を合わせて学位論文の「保険」が形成されるような言はあったものの、この内容はペーパーにすらしない可能性もある。

上記の内容は二通りの解釈ができる。頑張った結果、いざという場合学位論文になるようなもの内容が大体出揃ってきつつあること(移籍半年でよく頑張った、的なところ)。もう1つが今ひとつインパクトが足りないので君のテーマ変えるかな、的なところ。移籍+一年(保険完成までのおおよその期間)でテーマ変更ってなんじゃらほい(涙

インパクトのある仕事をするために今のラボに来たので、それでいいんだけど…。3年で卒業したい(泣

ちなみに、新しいテーマはインパクトあること、という制約で今の材料とラボの得意とするとこを元に自由に発想してよいとのこと。発想力が問われてます。1分子観察系や凝集体の1細胞観察の系をどう使うか。難しい。