生物物理に関して面白い視点が聞けたので、掲載。

『生物物理は物理学からはじまっても、代が受けつがれるとやがて生物学になる。なので生物物理における新しい物理の視点は物理の人間が持ってくる』

NMRなりX線による構造解析や、FRETなり一分子測定は、作った時点では物理の知識を駆使してやっていたけれど、生物学しかしらない人がこれらを駆使して、生物学的に重要だと思われるものを解析することが続くと、もはや生物物理ではない。

だから物理の人間がいつも一定量流れこんできて成り立っている分野、というような話。

ちなみに、この話は物理学の人間5人(+私)が話していたことなので、生物物理の人間が考えたことではないのであしからず。