生物物理若手夏学@支笏湖に参加してきました!
寝不足と、モチベがちょっと足りなかったことから、講義で直接得たものは少なかったですが、物理学と生物学について考えさせるいい機会でした。

一番感じたのが、自分が受け入れられる物理と、受け入れられない物理(私は生物の人なので)。

<受け入れられる物理>
?要素還元論では未知なものの記述、?さらなる演繹に用いるための生物学的現象の物理学的記述

<受け入れられない物理>
?要素還元論(分子生物学)で十分説明できるようなことの表層をなぞって、新規のように語る物理
(印象としては分子の運動論が確立されたあとに、温度を定義&計測し「熱を与えると場にエネルギーが加算される。自然はそのような力を持っている!」というような感じ。この場合も、概念を簡略化するために温度を定義するなら気にならない)

?生物学的現象を数式に変換して満足する物理
(これはほんとは気にする必要がないのだが、そこで満足されてしまったら”新しい”生物学は始まらない。実験でパラメータが分かってしまうことに理論をつけても、その理論で何か演繹しなければ生物学における意義は薄い)

異論反論ある方もいるだろうが、あくまでこれは私が受け入れられる範囲の話である。